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OVT 日仏ワーキングホリデー事務局OVT 日仏ワーキングホリデー事務局

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インタビュー:パリと南仏に滞在、仏国内外あちこちを旅行

ともこさん

「私が私であることを発見できたことが最大で最高の収穫」

2004年8月号・・・ともこさん


Q.VTビザでフランスに来ようと思ったのはなぜですか。
A.面倒な手続きが不必要で長期滞在が可能だったからです。申請理由は、自分の将来の夢と、フランスへの憧れを説明し、それらをかなえるためにはフランスに行く必要があります、と書きました。
フランスに来てからは、フランス国内外、あちこち旅行をしました。ブルターニュの島へ渡ってみたり、南仏の小さな村を訪ねてみたりもしました。近隣各国も9カ国旅行。とにかくあちこち行ってみたかった!
最初は、パリで1ヶ月ほど、友達をつくるためにも、ホームステイをしながら語学学校へ通いました。そのあと南仏へ行って、そこでもまたホームステイをしながら語学学校へ通いました。それからパリへ戻って、一人暮らし用のステュディオを見つけ、ビザ終了までそこに住んでいました。
Q.語学学校の様子はどうでしたか?パリと南仏の違いは?
A.私はもちろん初級クラスだったんですけれども、パリで通った学校は大きな学校だったので、たった1ヶ月あまりだけだったのに、スペイン語が話せる人とそれ以外の人たちとのあいだでフランス語の力に大きな差がでてきてしまったんです。結局、先生もそのわかる人たちだけと授業を進めていくようなかんじになってしまい、ちょっと不満が残りました。
その反面、南仏の学校はすごくよかったです。小さい学校だったので、学校の人がみんな親切で、学校の先生も毎朝挨拶をしてくれたり、宿題をしていると話しかけてくれたり、食堂のマダムとも仲良く話すことができました。授業も、先生が、みんながわかっているかどうかの雰囲気をくみとって授業をすすめていってくれてたので、すごくよかったです。読む、聞く、書く、理解する。そしてエクスカーションで南仏の文化をもっと知っていく、といったようなかんじで、大好きな場所になりました。ぜひ、もう一度行く機会があれば通いたいと思わせる学校でした。

あ、でも、南仏の冬は、日差しは強いけどやっぱり寒いし、ミストラルは物凄く!冷たいです。道産子の私でも辛い寒さの時もありましたので・・・。 冬に暖かいと思って南仏を目指す人たちはお気をつけください(笑。

Q.その後、お仕事はしましたか。
A.はい。偶然知り合った女の子が、バッグのデザイナーさんのところでスタージュ(研修)をしていたので、その紹介で、時々そこのデザイナーさんのアトリエや自宅、工場へ行ってバッグを作るお手伝い(アルバイト)をしていました。たまたま私もそういうことに興味があり、手先も器用だったので、気に入ってもらえて時々呼んでいただいたのがすごくうれしかったです。
日本人もいましたが、フランス人の研修生も来たりして、フランス語がもっと話せたら楽しかったかなぁと思いました。工場の人とかもとても親切で、一緒にお昼ご飯を食べたりしたのですが、もっと喋りたかった・・・。
ただ同然の値段の給料でしたが、私にとっては、何ものにも変えられない、すごく貴重な体験だったと思っています。

Q.仕事をしていて、日仏の違いなどを感じることはありましたか。
A.日本人はまじめで、手先が器用なんだそうです。あと、粘り強い。フランス人は飽きっぽいというか、仕事が長時間続けられないのかな・・・。って、一緒にやってて、そう思いました。日本人の方が時間にも正確だし、いつも冷静かな、とも思いました。

Q.渡仏の前に不安だったこと、期待していたことはありますか。
A.来る前はもちろんすべてにおいて不安でした。言葉はもちろん、どんな生活になるのか想像もつきませんでしたから。
それから、自分がVTビザを申請するときに書いた文章を考えながら、そういうことがほんとにできるのかと思って、それを実現するにはどうしたらいいのかと、そういうことを考えていました。
物事に対してというより、自分が1年間をどう過ごすか、何ができるのか、ほんとに1年滞在できるのか、といったことのほうが不安が大きかった気がします。

Q.予想していたフランス生活と、実際に暮らし始めてからの生活とに、ギャップなどを感じましたか。
A. う~ん。思っていたより暮らしやすかったです。ユーロは高かったけど。
もっともっといろんなことに苦労するかと思っていたんですが、こっちががんばってフランス語を話そうとすればするほど、相手も聞いてくれようとする。そういうちょっとしたことで助けられた気がします。
住んでしまえば、フランスの生活というか、あのなんとも不便な生活にうまく馴染めた自分がいたような気がします。「日本だったらこうだったのに・・・」なんて文句を言いつつも、それを楽しめたのがよかったと思います。大切なのは、ギャップを楽しめる人になれるかどうかではないでしょうか。
でも、いろんな意味で、もう少し自分からフランス社会に飛び込んでいく勇気があればよかったかなぁとは思いましたけど。

あと、ほんとの日常生活としては、フランスはすごく暮らしやすいと思いました。日が昇って、ごみ収集の車がごみを回収して、夏はあっというまに日差しが強くなる早朝、冬はまだ真っ暗なうちから人が動き出す。あちこちに市場が設置されて、パンを買いに行って、子供たちを学校まで送るお父さんとお母さんたち。昼にはカフェのテラスでワインを片手にランチをしてる人。夕方には、また送り迎えのお父さんお母さんと、pain au chocolat(チョコレート・パン)を片手に手を引かれて帰る子供たち。夕方のスーパーの混み具合にいらいらしながら日がくれていく・・・。そんな日常がすごく好きでした。
なんていうか、人の気配が一日中感じられるのがすごくよかったです。なので、ホームステイをしていたときより、パリに戻って一人暮らしをしていたときのほうが、ずっと毎日が生き生きと感じられて楽しかったような気がします。

Q.フランス滞在中、特に印象的な出来事はありましたか。
A.だれかがちょっとしたことで困っていたりするときに、だれかがすぐに助けてくれる、気にかけてくれる、というようなことを、すごく多く目にしたような気がします。
去年のあの猛暑の中、カルカッソンヌの城壁内を観光していたんですが、女の人が貧血かなにかでフラフラっと倒れそうになっていたときに、みんながみんな口々に「水があるよ!」とか「救急車呼んで!」とか「砂糖をなめるといいわよ!飴をあげるわよ!」とか声をかけてたんです。そういう時のみんなの親切さというか、声を出して助ける、とか、そういう光景が忘れられません。

Q.日本を離れることで何か新しい発見はありましたか。
A.フランスと出会ったこと。フランスで出会えた物事。フランスで出会った人々全部が、私自身全てに、違った考え方があることや、物事の考え方、感じ方が多様にあることを知らせてくれたような気がします。
まず、自分の思ってること、感じてること、考えや悩みを人に伝えることができなかった私が、そういうことを言えるようになったこと。フランス人やそこで出会った人たちは、どんなことも認めてくれて、私が私であるということを認めてくれたような気がします。これは日本では無かったことでした。
今もし、悩んでいたりして立ち止まっていても、将来こうなりたいとか、こうしたいといったビジョンを持っていれば、今の私も将来の私も両方を認めてもらえるということで気持ちが楽になりました。
私はただの日本人だけど、フランスを好きな日本人で、いろんな国を旅行していろんな人に出会って、いろんな事を考えて、いろんなことを感じてきた私であるということ。私は日本人だけど、それ以上に「私」という個人のジャンルの私であるということ。つまり、私が私であることを発見できたことが今回の VT滞在での最大で最高の収穫だったと思います。

Q.帰国されてから半年が経ちますが、今後の活動予定は?
A.将来、今度は仕事でフランスへ行けるように、今は日本語教師の資格を取得するために仕事をしながら勉強中です。

Q.これからVTビザでフランスに来る人たちへのアドバイスはありますか。
A.さまざまな目標を持っている、たくさんのVTの人に出会いましたが、やはり聞くところによると、中には、VTという制度でできることが自由な分、それに負けてすぐに帰国してしまう人も多いと聞きました。
フランスで生活することに必死になるよりも、自分が何をしたくてフランスに来ているのか、それを一番優先して過ごすことが一番大切だとおもいます。生活はそれに伴ってくるはずだと思うから。それぞれの目標はまったく違いますので、自分が自分らしくいられるように楽しんで1年を過ごしてください。


ともこさん、ありがとうございました。
フランスで発見した「自分」を認め、次の目標に向かって頑張っている姿が目に浮かぶようです。
また近いうちに、フランスで再会するのを楽しみにしています。
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テーマ:ワーキングホリデー - ジャンル:海外情報

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