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OVT 日仏ワーキングホリデー事務局OVT 日仏ワーキングホリデー事務局

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インタビュー:長期留学後、VTビザでパリの有名パティスリー勤務

市川 有希さん

「今までで一番お金がないけど一番充実していて幸せ」

2004年7月号・・・市川 有希さん


Q.VTビザでフランスに来ようと思ったのはなぜですか。
A.フランスには既に2年半留学していたのですが、やはり学生ビザだと思う存分働けなかったので、ちゃんと働けるビザを取ってこようと思いました。そんなわけで、最初から働く気満々でした。
申請書の申請理由には、料理に興味があるので、いろんな地方を回りながら、料理人として働きたいと書いたような気がします。でも、実際は全然違う仕事をしていますけど。ちなみに、私は留学経験もあったので、フランス語で書きました。
Q.VTビザで滞在する際に、留学とは違って不安だったこと、期待していたことはありましたか。
A.特に期待していたことはありませんでした。でも、VTビザの場合、学生と違って、アロカシオン(住宅補助)がもらえないので、給料の大半が家賃として消えて行くことは結構辛いです。それから、VTビザは1年限りなので、1年経った後の選択肢が帰国することしかないことも、残念だなーと思いますね。

VTビザで戻ってきて、初めてパリでの生活を経験しましたが、予想していたパリ生活は、もっと慌しくて日本人の友達とかばかりで固まって、面白くないんじゃないかと思っていました。でも、実際はいろんな夢を持った子が多く、そういう人たちと知り合うことが、かなり面白いと感じますね。たまに、ガイドブックに載ってる店とか観光地を訪ねると、いつでも新鮮に感じられて楽しいです。

Q.フランスではどのような活動をされていますか。
A.渡仏した2週間後から、現在も、シャンゼリゼ通りの「ラデュレ」で販売員として働いています。

Q.仕事はどのように見つけましたか。
A.自分がぜひ働きたいと思った店に、募集が出ている、出ていないに関係なく、CV(履歴書)を送り、運良く向こうから面接の電話があって、初めのところで即決まりました。日本人は私一人ですので、フランス語が結構できるつもりの私でも、初日から毎日毎日、悪戦苦闘でした。

Q.仕事をしていて、日仏の違いなどを感じることはありますか。
A.たくさんありますね。たとえば、フランス人の同僚は、ちょっとトイレに行くとか言って売り場を離れ、平気で従業員食堂とかでのんびりタバコなどを吸っていたり、自分のシフト開始の15分前に、子供が熱出したとかで来れないと電話してきたり。それから、フランス人は「お客様は神様」とか思ってないから、接客の態度も良くないですよ。おつりの計算とかが暗算で出来ないのは驚きだし、仕事は楽しまないと、やってられないって感じです。だから、無駄話も多い(笑。

仕事場で見るフランス人のお客さんと日本人のお客さんの違いも、面白いですよ。フランス人は何も言わずに列を作り、待っている間は何を注文するかも決めずにボ~っとしていて、自分の番が来たらいろいろとおしゃべりして、後ろの人たちを待たせてでも、たっぷり時間を取って注文する人が多い。日本人の観光客に多いのは、日本でやるみたいに店内をまず見てまわって、お目当てのマカロンやモンブランを見てはきゃ~きゃ~喜び(笑、列を作っているお客さんには全く構わずに、まず買うものを決めて、それから初めて列に参加する、という感じ。
列の作り方ひとつなのに、文化の違いを結構感じますねー。

Q.仕事をするなかで、大変だったエピソードは?
A.一番辛かったのは、クリスマスイヴの仕事。朝の3時からタクシーで出勤し、注文のケーキやマカロンなどを用意し始めたにもかかわらず、7時半の開店に間に合わず。開店後も、朝から途切れることなく続く長蛇の列で、ほとんど休憩する間もなく、ずっと接客し続けてやっと抜け出せたのが17時半。ざわざわ、ざわざわ、お客さんは1日に1,000人を平気で越えました。私は、こんなに並んでまでノエルにマカロンを買いたい、というフランス人の精神に心底驚きましたね。
こういうふうに忙しくて、病気になってもいられないという時期が、一番つらかった思い出。でも、乗り越えた後、従業員同士の絆ができたのは良かったなぁと思います。

Q.フランスで生活をしていて大変だと思うことは何ですか。
A.渡仏時の所持金にあまり余裕がなかったため、月々の給料で生活していると、給料前にマイナスになっていて、びっくりすることがあります。それでも、3つ星レストランに行ったり、オペラを見に行ったりしている自分にもっとびっくりしちゃうんですけど(笑。
今まで生きてきた中で一番お金がない時期ですが、一番充実していて幸せに感じています。もちろんVTビザで働くのは夢でしたから、夢が叶って良かったですし、これからの人生に何とか結び付けて行きたいと、今も頑張ってます。

Q.今後の活動予定、帰国後の展望などは?
A. 今はなんと、2週間の有給休暇中なんですよ。こういうのは、フランスって素晴らしい!と思います。今はこのバカンスを楽しみ、それが終わったらまた、ビザが切れる9月まで今の仕事を続けます。
本当ならその後もフランスに残り、もっともっと今のところで働き続けたいですね。でも、労働許可証を取るということは、かなり難しいことです。帰国はしたくないのですが、やむを得ずそうなった場合は、帰ってから考えることにします。働くしかないけど(笑。

Q.これからVTビザでフランスに来る人たちへのアドバイスはありますか。
A.語学をもっとやっておけばよかった、という声を結構聞くので、まず学生ビザで来て語学をやってから、その後、VTビザで計画的にこっちで働くことにしたほうがいいと思います。私は、フランスで普通に暮らしたい→まずは語学→2年半の留学生活→フランスでちゃんと働きたい→日本に帰って働きながらVTビザを申請→運良く通り再渡仏→今のところで仕事、という流れでした。
ここまで来るのに5年くらいかかりましたが、フランスへの思いが熱いので、まだまだ居たいくらいです。

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テーマ:ワーキングホリデー - ジャンル:海外情報

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