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インタビュー:パリの和菓子屋で働き、周辺諸国を旅行

堀内 香代さん

「小さな経験の積み重ねで、少し自信がついた」

2004年6月号・・・堀内 香代さん


Q.まず、VTビザでフランスに来たきっかけを教えてください。
A.行動力をつけて精神面で強くなりたかったのと、文章を書いてみたかったからです。それから、表面上の人付き合いとか、なんとなく続けている友達付き合いとかに、ちょっとうんざりしてたのもありますね。渡仏前は、全てにおいて不安でした。自分自身に期待はしていたけどフランスに対して期待してたことはあんまりなかったかも。
Q.最近帰国されたばかりですが、1年間を振り返ってみて、何か変わったと思うことはあります?
A.いろんなことがあって、その都度いろんな人に励ましてもらって、あ~、やっぱり一人じゃ生きていけないんだなって。いつも自分は助けとか励ましとかもらってばっかりいるなぁ・・・って思ったこともしばしば。予想以上にいろいろな人達と出会えて、多くのことで助けられ、励ましてもらって・・・。人間関係の大切さを教えてもらうなかで、なんだかんだ言って私にも出来たことが沢山あって、少しですが自信がつきました。小さいことを一つひとつ自分でやり遂げて、ちゃんとできたじゃん!という積み重ねが多いんですが・・・。結構、私なんてなんにもできない・・・ってついネガティブに持っていきがちなんですね。一人で見知らぬ国へ飛行機でいって、泊まる所を見つけて・・・なんてこわいって思ってたんですけど、そういう自分を克服したかったし、過去振り返ってみて、やってやっぱり駄目だったことってあんまりないじゃん!って。滞在中に旅行をしたのですが、自分で地図を見て、列車を調べて、自分で人に尋ねて、歩き回って、自分オリジナルの旅ができたことは自分の中でもすごく自信につながりました。

Q.旅行のお話、もう少し聞かせてください。
A.デンマーク、コペンハーゲンに行きました。ここは人々がオシャレで、本当にかわいい靴や洋服が沢山あって、さすがデザインの国! パリよりみんなオシャレさんでした。物価が高いのが難ですが、これを機に初めてB&Bに宿泊もして、普通の人の暮らしぶりが覗けました。
それから、後半に各国を旅行していろんな人の生活を見れたことも良かったですね。いろんな文化があって、TVでしか見たことがなかったような光景を実際に見ることができたのはとっても貴重でした。たとえば、チュニジアでみた砂利道に山のように積み上げられた洋服や野菜、むきだしでバットに入った羊の肉や頭。戦後の日本もこんな感じだったのかな・・・とタイムスリップしたような。でも彼らにとってはこれが今の現実であって・・・。そして、人々の目がすごくキレイなのが印象的でした。

Q.日本を離れることで何か新しい発見はありましたか。
A.滞在中に、日本食レストランでのお給仕、それから和菓子屋で厨房、接客の仕事を経験したのですが、日本はサービスや商品に対しての向上心や商売意欲が強い国だったんだと再確認しましたね。常に最高のスマイルでテキパキと対応して、ほとんど年中無休で少しでも長くお店を開けておこうという精神。日本って頑張ってる国なんだな、と感じました。

Q.仕事はどのような雰囲気でしたか?
A.初めの日本料理屋は、友人の紹介で半月ほど働き、次の和菓子屋での仕事はアノンスを見て応募しました。
両方とも語学の必要性大!でした。仕事をする上で心がけていたのは、笑顔ですね。笑ってごまかしてたってのもありますが、ここのお店は笑顔があっていいね、とお客様に言われたことがあるので、日本らしいていねいで笑顔の接客を心がけました。日本のお菓子を売ると同時に日本のサービス精神も売る気持ちで。職場は全員日本人スタッフだったのでまるで女子高のよう!
お客様の割合は、フランス人と日本人が6対4で、その他、旅行者も多かった気がします。週末は日本人親子が多いですね。普段はフランス人マダムやいつも待ち合わせしているフランス人男性達・・・。年齢層は30代以上の大人の方が多かったです。

Q.仕事を通じて、日本とフランスの違いについて新しい発見はありましたか?
A.日本食レストランで一緒に働いたスタッフにフランス生まれの日本人がいたのですが、「手が空いたからなにかしようか?」と聞いたら、「助かるけどそれはカヨの仕事じゃないから。」と言われたのには驚きました。しっかり線がひかれていて、持ちつ持たれつっていうのが全くないのは、すがすがしいけどちょっと寂しいような。
それから、フランス人は日本人よりも店員を人間らしく扱ってくれるような感じがしました。目が合ったらニッコリしてくれるとか、一言感想を言ってくれるなど。(濡れ紙おしぼりはすばらしいね!とか)

Q.仕事以外で、文化の違いなどを感じたことはありましたか?
A.メトロに乗ってたときに可愛い赤ちゃんを見て、隣同士でニッコリ(「かわいいね」)。順番をゆずってもらってニッコリ。このニッコリ、日本ではなかなか使われてないと思います。そして忘れたくないことですね。
それから、銀行の窓口で。入金したいんだけど・・・と言っても、窓口の人は、せっせと何か書いてて、相手にしてくれなくって。イレギュラーなこと発生!ってドキドキしてたら、「あなたはとてもキレイだ」というメッセージと、かわいらしい猫とお月様のイラストが書かれた紙をくれました。なんて粋なことをしてくれるんだぁぁ!と感激。銀行の窓口ですよ!
道を聞いたら女の人なのにウィンクして教えてくれたり。そういう粋な、ユーモアのセンスは抜群。他にも、近所を歩いていたら内装を新しくした事務所があって、「きれいになったな~」と見ていたら「きれいでしょ?」と話かけられたり・・・。パリには東京より人間くさい人達が沢山いるな、と感じました。
反対に、帰国したときには、日本の良いところも発見できましたね。たった一年いなかっただけで東京には次々と新しい物ができていて、もっともっと便利にしようとしていて、刺激的な街だなぁ~と思いました。そして、きっと一年後にパリにいってもあのレジのまどろっこしさなんかは変わらないんだろうな~と思って苦笑い。

Q.日本とフランス、どちらが香代さんにとって自分らしくいられますか?
A.どちらの国にいたほうが私らしくいられるかというのは一概には言えないんですけど・・・。
ロワシーバスで一度、家の近くで信号待ちをしているときに、ここで降りていい?お願い、すぐそこの家なの!って訴えたら下ろしてくれたことがありました。なんでも言ったモン勝ちというか。そうゆう柔軟性?気性?を持っている人間くさいところ(気分に左右されて、かなりいやな思いをすることもありますが)、言ったらどうにかなるかもってところは、暮らしていていいな、気持ちが楽になると思いました。

Q.日本に帰りたくなったり、恋しくなったりすることはありましたか?
A. 1ヵ月半のホームステイを終えていよいよ一人暮らし!というとき、EDF(ガス会社)とちょっとトラブルがあって、そういう時は帰りたくなりましたね。でもパリで知り合ったいろんな人にその都度、助けてもらって(精神的にも)乗り切りました。やっぱり友達は大事です。

Q.一人暮らしはどうでしたか?住まいを見つけるときには苦労しましたか?
A.家はアノンスを見て実際に見に行ったりしたんですけど、なかなかいいのに巡りあわず、ホームステイの期間が決まっていたので、平行して日本語情報誌で見つけた不動産屋を通して見つけました。食事は普段はできるだけ自分で作ってました。仕事先はまかないがないのでお昼のお弁当も。そのかわり、誘われた外食は予定がない限り断らないで食べにいってました。お金がないから、という理由でせっかくの機会を無駄にしたくなかったですし。

Q.いろいろあった生活のなかで、心休まる場所、よく行った場所があったら教えてください。
A.最後にもう一度いきたかったのはサクレクール寺院とマルモッタン美術館。サクレクールはホームステイ先から近かったので、パリにきてすぐに行った所なんです。パリの町並みも一望できて、行くまでの道のりも、いろんなお店がひょっこり発見できるし、あやしい人もいたりして、楽しいから好きですね。マルモッタンは美術館前にキレイな公園が広がっていて、子供達を見て和めるのが好き。あと内装が他と違ってナチュラルな感じがするし、こじんまりしてて、蓮や藤の絵も見ていて癒される・・・。

Q.またフランスで生活したいと思いますか?今後の活動の展望は?
A.パリからいろいろと旅行して思ったんですけど、パリには確かに観光するところはいっぱいありますが、町並みで落ち着くな~って感じたところはオランダだったりデンマークだったり。(建物が高すぎない、とか運河があるのが気に入りました。) フランスより治安が良くて私が好きな町並みがあることを知ってしまったので、フランスへは旅行程度でもういいです。
今後は、フランス滞在時から作成しているHPを、引き続き書いていこうかな、と思ってます。転職活動や一人暮らしについてとか。

Q.これからVTにフランスに来る人たちに、一言ありましたらお願いします。
A.とにかくフランス語は話せたほうが楽しいですね。もっと勉強すればよかったと後悔すること度々・・・。フランス人はおしゃべりだから。フランス人と世間話ができるようになったらもっと楽しめたんだろうなぁ、と振り返って思います。


堀内さん、ありがとうございました。
彼女が渡仏して間もない頃、他のVTの方々と一緒にお会いしたのですが、そのときにスリなどのトラブルの話になり、とても怖がらせてしまったようです(笑。
でも、自分のペースで着実に目標を達成して帰国されたようで、頼もしく思います。
今後も、フランスで身につけた自信とたくましさを武器に、日本で頑張ってくださいね。

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テーマ:ワーキングホリデー - ジャンル:海外情報

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