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日仏VT交流会レポート

日仏VT交流会レポート

2004年5月号・・・日仏VT交流会レポート


今回の「VTの人」では、現在VTビザでフランスに滞在中で、OVTスタッフとして交流会の司会を務めてくれた、田中夏芽さんによる日仏VT交流会のレポートをお伝えします。
4月15日にパリで開催された日仏VT交流会に、OVTスタッフとして参加しました。
私はVT第4期生として2003年5月末に渡仏し、残すところあとわずか。前回の交流会は途中参加だったため、最初から最後まで参加するのは初めてでした。

日仏VT交流会会場今回の交流会で一番の焦点となったのは、やはり、どのようにして一年間という限られた時間を有効活用できるか、ということではないでしょうか。フランスでの VT制度も5年目を迎え、情報量も増えてきています。共通して語られることは、「1年は思ったよりも短い、出来るだけ計画的にやりたいことをしなくては、すぐに終わってしまう」ということ。
しかし、それが判っていても、現実的には日々の雑事、言葉、住居や仕事探しなどにかまけているうちに、あっという間に過ぎてしまうなんていうのが、現状のような気がします。
私自身、仕事を2月で辞め、あと残り3ヶ月、自由に行動しようと思った時、かなりのプレッシャーを感じていたように思います。そういった意味で、大使館の方からのメンタル面についてのお話、また、島屋の方の具体的な仕事に関するお話は、渡仏したばかりの人にとっても、既に数ヶ月が経過した人にとっても、フランス生活での心がまえや、具体的にどのように行動すべきか、という点で、とても参考になったのではないでしょうか。

OVT代表(岡)交流会ではまず、OVT代表(岡)から、VT制度やOVTについての説明がありました。
「日仏間のVT制度は1999年に故小渕元総理とシラク大統領との間で導入が決定されたもので、お互いの国に1年間滞在し、生活や就労を体験することで文化交流を促進しようという相互協定です。2004年のビザ発給数は日仏各500名で、日本からは多数の希望者がおり競争率も高いのですが、フランス側からは毎回、募集枠に満たないのが現状です。もっと多くのフランス人がVT制度を利用したいと思うように、ここにいる皆さんに、日本の良さをアピールしていって欲しいと思います。
OVTは、私(岡)や菅野などVT第1期生が立ち上げた非営利団体(NPO)で、完全にボランティアのかたちで活動を続けています。私たちが渡仏した頃はフランスでのVTの知名度も低く、VTに関する情報がほとんどなかったため、今後のために情報提供を、と思ったのがきっかけです。しかし、 VT制度も今年で5年目となり、だいぶ情報量も増え、状況も変わってきました。今回のような交流会を通して現役VTの方の声を聞き、今後の活動のヒントをもらえたらいいなと思っています。また、現役VTの方たちには、この機会に悩みや疑問などを話し合ってもらえれば、と思います。
現在フランス常駐の運営スタッフは3人ですが、現役VTのボランティア・スタッフも随時募集しておりますので、興味のある方は是非声を掛けてください」。

講演に耳を傾ける参加者たち次に、在仏日本国大使館の代表の方々より、フランス滞在における3つのキーポイントとして「テロ対策」「防犯」「メンタル」についてのアドバイスなどを頂きました。


1. テロ対策

「現在、フランスでのテロ警告も高まっており、テロを確実に避ける方法はありません。しかし、情報をチェックし、危険な場所などには近づかないようにする、自分の行動を周りの人に出来るだけ知らせておくなど、不測の事態に備える心構えが大切です」。

2. 防犯

「フランス、特に大都会であるパリでは犯罪も多く、防犯にも気を配る必要があります。特に重要なのは、スキのあるところを見せないというとこと。例えば、人ごみの中では常にカバンに手をやり、掛ける側をこまめに変えるなど、気を抜いていないということをアピールするだけでも、スリから身を守る助けになります。また、家のドアにダミーの鍵を付けるなど、犯罪が起こるかもしれないということを忘れないことが大切です」。

3. メンタル

「外国に住むということで、様々な問題があると思いますが、つい忘れがちなのが精神面の問題です。 VTは1年という期限があるため、その目標達成のために、知らず知らずのうちに追い詰められてくるということはないでしょうか? また、ちょっとした日々の生活の中でも、日本との文化の違いなどで、思いがけずストレスが溜まってくるものです。限界を感じた時には、日本大使館には精神科医もいるので、遠慮なく利用してください。また、友達などが同じように追い詰められていると感じた場合、自分ではなかなか気づきにくいものなので、アドバイスしてあげることも必要です。対策としては、友人などとこまめにコンタクトを取り、飲み会をやるなどして、愚痴をこぼすことも有効です。同じ境遇の人と話すことにより、自分だけだと思っていた悩みが、実は共通のものだったと判り、救われることもあります。今回のような交流会を有効活用してください」。

フリータイムの様子大使館の方からは、VTの方も在留届を必ず提出するようお話がありました。在留届を大使館に提出しておくと、大使館が滞在者の現状を把握することができ、いざというときに日本の家族などに連絡を取ることができるとのこと。
また、何か困ったことがあったときなど、大使館をもっと気軽に利用してくださいとおっしゃっていました。今回の交流会で日本大使館の方々とお話が出来たことで、参加者からも「大使館はお役所という堅いイメージがあったけど、親しみが持てた」との声も出ていました。


今回の交流会にご協力いただいたパリ高島屋の店次長(副店長)の方からは、フランスの労働に関するお話を頂きました。
「VTビザには労働許可が付帯されているため、何らかのかたちで働いてみたいと思われる方が多いと思います。そこで気をつけて頂きたいのが、日本とフランスの仕事についての考え方の違いです。
例えば、フランスでは正社員であっても、給料明細に時給が明記されています。また、日本でいうアルバイト(短期雇用)でも社会保険料等が給料から天引きされます。フランスでは、正社員だから、アルバイトだから、という観念はあまりなく、働くからには責任も労働も同じように求められます。アルバイトだから軽い仕事、ということがないかわりに、毎月、Conge paye(有給)と呼ばれる休暇の権利や、契約期間によってはバカンスを取る権利が発生します。会社によっては、故意にではなく、忘れられている場合や、知らない場合もあるので、しっかりと自分の権利を主張しましょう。



フランス人VTも参加パリ高島屋でも、VT制度の開始当初から常に3-6人ほどのVTの方に働いてもらっています。
業種は販売から営業まで様々ですが、採用の時に特に重要視しているのは、なにかしら特殊技能を持っているということです。例えば、現在のパリ高島屋のホームページは日本でWeb関連の仕事をしていた人に手伝って貰って立ち上げましたし、パンフレットなどの作成は広告代理店での経験者、語学に長けている人はプランタン百貨店内でお客様の通訳などをしていただいています。いろいろな分野での特殊技能が役に立ちますので、しっかりアピールして頑張ってください」。

この後、VT経験者や現役VT、OVTスタッフとの質疑応答が行なわれました。

スタッフ・経験者との質疑応答今回の会場は前回と異なり、大きな丸テーブルが設置されていて、みんなが向かい合うようなかたちになっていたので、参加者の方も結構緊張されていたようです。
VT経験者や現役VTが簡単に体験談をお話しましたが、時間にあまり余裕がなかったことと、テーブルの配置で緊張していたせいか、なかなか活発な質疑応答ができず、少し残念でした。参加者の中からも、「経験者の話をもっと詳しく聞きたかった」という声が多かったので、次回はもう少しリラックスできる配置にして、時間もたっぷり余裕を持って、経験者の話を聞きながら質問を交わせるようにしたいと思います。


最後に、参加者同士で自由におしゃべりをするフリートーキングの時間を設けました。今回は初の試みとして、日本やVTに興味を持つフランス人の参加も受け付け、VTビザで日本に1年間滞在していたフランス人VTや、その他数名のフランス人が参加しました。 みなさんそれぞれ、他の参加者の方と話し合い、今後のつながりのきっかけをつくれたことと思います。

フランス人との交流交流会の解散後は、15人程度がそのまま残り、2次会ということで、みんなでラーメンを食べに行きました。私も参加したのですが、久しぶりだったので、ついつい食べるのに夢中になってしまい(笑、あまり色々な人と話せなかったのが残念でした。でも、和やかな雰囲気で、交流会とは違った話が出来たので良かったと思います。
今回の交流会では、参加者の方々から、「良い情報交換の場になった」「他の現役VTと知り合えてよかった」などとの声が出る一方、「質疑応答でVT経験者の話をもっと詳しく聞きたかった」「フリートーキングの時間がもっと長い方がいい」とのご意見も頂きました。
OVTでは今後も年2回、交流会を開催していくとのことです。私はまもなく帰国するので、次回は参加できないかもしれませんが、皆さんの声を反映しながら有意義な交流会が続いていくといいなと思います。

(執筆: VT第4期生 田中 夏芽)



OVTより・・・
交流会の延長として、「現役VTの会」というクラブを新設しました。
飲み会やピクニックをしたり、日本食を食べに行ったり、気軽に参加できるかたちで情報交換をしていこうと思います。
詳細は当サイトの「お知らせ」のコーナーをご覧下さい。
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テーマ:ワーキングホリデー - ジャンル:海外情報

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