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OVT 日仏ワーキングホリデー事務局OVT 日仏ワーキングホリデー事務局

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インタビュー:2つの仕事を掛け持ち、寝不足のなか更にパン屋で研修も

S.T.さん

「ずっと諦めなくて良かった」

2003年4月号・・・S.T.さん


Q. VTビザでフランスに来ようと思われたきっかけは?
A. 小さい頃、フランス語圏のザイールに住んでいたことがあり、その影響で一度フランスに住んでみたいと昔から思っていました。同時に、ちょうど渡仏する前からパンに興味を持ち始めていたので、本場のフランスでパンを習いたいと思っていたんです。


Q. 滞在先にストラスブールを選ばれたのはなぜですか?
A.  ガイドブックを見て、この街の街並みにとても惹かれたので、迷わずストラスブールを選びました。また、お菓子作りに興味を持っている私にとって、アルザス地方が多くのお菓子職人を生み出している地域であること、それから、ドイツ・スイスに近く旅行しやすい、ということも魅力でした。

Q. どうやって仕事を見つけましたか?
A.  現地の求人広告で見つけました。最初はパン屋さんで働きたかったのですが、経験が無ければ働くのは無理だと知りました。また、パン屋以外での仕事を探すにも、語学力がなければダメだと、何度断られたか知れません。辛くて泣いた事もありましたが、「自分を否定されているのではない。諦めるな!」と、見つかるまで、しぶとく頑張りました。その甲斐あって、運良く最初にホテルの客室係の仕事が見つかり、その後にレストランのシェフのアシスタントの仕事も見つかりました。

Q. それでも、パン作りはあきらめなかったのですよね。
A. はい。2つの仕事を掛け持ちし始めて収入も安定してきたので、「やっぱり、フランスにはパン屋でパン作りを習う為に来たんだ!」と、仕事の合間を縫って、パン屋さんに直接聞いて回って、研修をさせてもらえるか頼みました。
そして、運良く2件目でこの地域のパン協会の会長を紹介してもらい、その人の紹介で、念願のパン屋さんで研修ができることになったんです。その時は、「ずっと、諦めないで良かった!」とすごく嬉しかったです。
それ以上に、パン屋さんで働いている人達がとてもいい人達で、快く受け入れてくれた事が、何より私にとっては嬉しかったです。確かに、最初にこんな小娘にできるのか?!と、向こうも距離を置いていましたが、こちらが興味を持っていることを態度で表せば心を開いてくれ、その後は向こうも快く何でも伝授してくれました。

Q. 仕事をする上で、フランス語の必要性は感じましたか?
A.  フランス語の必要性はあります!英語が話せたら、仕事探しで苦労をすることは無いだろうと思っていましたが、地方では仏語力無しで仕事を見つけるのは本当に難しい。来た当時、語学学校に6週間通いましたが、フランス語は堪能でなかったため、どうしても仕事を選ぶ上で体力勝負の仕事しか見つかりませんでした。

Q. 3つの仕事(ホテル・レストランとパン屋での研修)を掛け持ちしていたようですが、仕事はどのような感じでしたか。
A.  最初はレストランの時間帯とホテルの時間帯が重なってしまって、どちらかをやめなければいけないという選択に迫られました。でも、両方のマネージャーに、どちらもやりたい仕事で、フランスにいる期間精一杯学べる事は学んで帰りたいから、と話をしたんです。そうしたら心良く納得してくれて、時間帯が重ならないように、ホテルは朝9時から14時ぐらいまでで、レストランの方は20時から24時ぐらいまでにしてもらえました。
パン屋さんでは、ホテルとレストランでの仕事が休みの月曜日の早朝に研修をさせてもらっていたのですが、時間帯は夜中(日曜日の夜)の0時から8時まででした。
ホテルとレストランの仕事の合間にしっかり昼寝をしていましたが、パン屋での研修が入ってから1ヶ月間1日も休みが無かった時が多々あり、睡眠不足に常に悩まされていました。
それでも、誰よりも早く焼き立てのパンを食べられたのはすごい幸せでした。

Q. そんな仕事に追われる日々でのストレス解消法は?
A. 旅行!読書!散歩!友達に会う!

Q. VT滞在で苦労したことなどはありましたか。
A. 仕事が見つかるかどうかはフランスに来る前から不安でしたが、経験が無くてもどこかのパン屋さんで働けるだろうと期待していました。実際は、ちゃんと学校を出た職人でないとパン屋では働けない。フランスでは、当り前のことなのでしょうけど・・・。
それから、現地で仕事をすれば生活を楽しめるくらいのお金の余裕ができると思ってきましたが、実際仕事を始めて、余裕を持って生活できるだけの収入を稼ぐのは、やはり大変だな、ということを実感しました。
旅行など、贅沢をせずに生活するのであれば貯金がなくてもぎりぎりで現地の収入で何とかやっていけると思いますが、フランスに行ったからには、旅行だの、映画、音楽鑑賞、美術館巡り、グルメ…といろいろやりたいことがあると思うので、そういう方は充分に貯金を用意しておいた方がいいと思います。

Q. 今後の予定をお聞かせ下さい。
A. フランスで過ごした1年が、すごく内容の濃い、充実した1年だったので、また同じような経験ができればと思い、今度はカナダでのワーホリを考えています。

Q. 最後にこれからのVTメーカーへアドバイスを!
A. とにかく、“You have nothing to lose !!”(失うものは何もない)の精神が一番大事です!
それと、履歴書とモチベーションレター(志望動機の手紙)は渡仏前に用意しておいた方が良いですね。仕事を探す上で必ず必要なので、現地に着いてから用意をするのに時間を取られてしまうより、日本で作っておいた方がすぐ仕事を探せると思います。

S.T.さん、ありがとうございました。
3つの仕事を掛け持ちするというハードな滞在をこなされてきたようですが、寝不足と戦いながらも、当初の目的であったパン屋さんでの研修を続け、「充実した1年だった」と思えることは素晴らしいことですね。信念を貫く彼女の姿勢はぜひ見習いたいものです。
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テーマ:ワーキングホリデー - ジャンル:海外情報

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