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OVT 日仏ワーキングホリデー事務局OVT 日仏ワーキングホリデー事務局

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インタビュー:パリで服飾関連の仕事

佐藤 真弓さん

「フランスでは自分のペースを保てるので、とても楽」

2002年2月号・・・佐藤 真弓さん


Q.VTビザ取得に至る経緯をお聞かせください。
A.服飾関係の勉強をしていたので、常にパリへの興味関心はありました。学生時代から年に1度くらいの割合でパリを訪れていましたが、その度に強く感動させられ、憧れるようになったんです。一方、服飾に関しては、在学中に自分の能力の限界を感じてしまいました。そこで、卒業後は「創る」分野ではなく、その縁の下の力持ち的役割を担う繊維の試験、研究員として働き始めたのですが、私の中には常に、「このままでいいのだろうか」という問いがくすぶっていました。かと言って、他にしたいことが見えていたわけでもありません。そんな風に悶々とした日々を送っていたところへ、VTビザの情報が飛び込んできたんです。
そこで、1年間パリに滞在し、生活することで自分の新たな目標を見つけようと考え、ビザを申請することに決めたというわけです。


Q.フランスでは、どんな形で生活をスタートされたのですか。
A.まずは、日本で事前に登録を済ませてきた語学学校に通いました。家探しは、渡仏前の不安材料の一つだったので、学校のサービスを利用して寮の手配を済ませておきました。そこは3ヵ月後に出て、日系情報誌で見つけたアパートに移りましたが、学校には12月まで通いました。そもそも、フランス滞在の目的は、パリでの刺激的な生活でたくさんのことを吸収したい、フランス語を上達させたい、ということでしたが、フランス語は1年ではモノにならないということを実感させられましたね。思うように上達しない上に、自分自身の目標もなかなか見出せず、スランプ状態が続きました。

Q.どのようにその状態から脱しましたか。
A.ある時、家にあった端切れを使ってバッグを作ってみたんです。そしたら、物を作ることに対する喜びを強く感じている自分がいたんです。そこで、小物を作って街の雑貨屋さんに働きかけてみようと思い立ち、売り込み用のファイル作りなどを始めました。そんな時、ある日本人の方に「もし、フランスに長く住みたいのなら、まずは仕事を見つけるべきだ」というアドバイスを受けました。さらに、友人からも「やってみればいいじゃん、やってみてダメなら、諦めればいいでしょ」と背中を押され、就職活動をすることにしたんです。

Q.就職活動の様子をお聞かせください。
A.まずは、履歴書( C.V.)作り。フランス人の友人に手伝ってもらいながら作りました。そして、日系情報誌のアノンスで見つけた服飾分野の求人広告に応募。とにかく急がなきゃ、ということばかり考えて、カバーレターを付けずに送ってしまったんですよ。振り返って見ると本当に無謀だったと思いますが、幸いここで採用されたわけです。

Q.今はお仕事をされているんですよね。
A.はい、12月中旬から始めました。縫製や雑用など、仕事内容は様々です。月曜日から土曜日の朝から晩までびっしりなので、自分の時間がないばかりか、生きるための食糧を買う時間すらほとんどありません。でも、1度は色あせてしまったように感じられた服飾の仕事に対する情熱も甦り、「やっぱり服飾なんだ!」という確信も得られ、充実した日々を送っています。今は、卒業以来の4年近くのブランクを1日でも早く埋められたら、という気持ちでいっぱいです。

Q.パリでの生活はいかがですか。
A.日本での生活とのギャップを、色々な場面で感じさせられます。スーパーなどで、お金を出すときちょっとでも手間取っていると、日本ではすぐに他人の視線が刺さってくるのを感じます。でも、こちらでは、周りから急かされることなく自分のペースを保てるので、とても楽です。他にも、日本では、「この前誰々と会った時にはこの洋服を来ていたから、今日は違うものを着よう」というように自分の着る洋服にも気を使わなければいけませんでした。でも、こちらでは会うたびに同じ服しか着ていない人もいる。何を着ても、後ろ指をさされることがありません。自分の好きでいい、という状況に至って、日本でいかに縛られていたかに気付かされました。
それから、こちらでの生活に慣れるにつれて、フランスの日用品に比べ、日本のものは本当に便利で質もいい、ということを実感するようになりました。例えば、料理保存用のラップ。日本のは、厚くて切りやすい。でも、こっちのはすぐに伸びてしまって、なかなか切れない(笑)。使えればいい、そんな考え方がフランス人にあって、だから品質改良なんて発想も生まれないのでしょうね。でも、日本のように、そこまで便利さを追求する必要があるのかなって、逆に疑問を感じています。

Q.これからのVTメーカーに何かアドバイスをお願いします。
A.まず、言葉は勉強してきた方が絶対にいいです。私はこちらにきて苦労させられていますから…。そして、これは私がこちらにきてから学んだことですが、人生何事も実行あるのみ。色々と夢を持ちつつも、それを実行に移すだけの勇気がなくて挑戦しない、という人も多いと思います。フランスに行きたいのに、勇気がなくて二の足を踏んでいる人もいるはず。もちろん、現実的な準備も必要だけれど、とにかく来てしまえ!と思います。
私の場合、海外生活と一人暮らしとを、こちらではじめて経験することになっていましたから、準備期間中はとても不安でした。それで、このサイトの掲示板を通して、VT滞在を控えた池田さん(「VTの人」1月号参照)たちと集まったんです。みんなで色んなことを話し合い、みんなそれぞれに不安なんだって分かったら、かえって安心しました。渡仏後も連絡を取り合うことができるわけだし、VTメーカー同士の交流は、何かと心強いですよ。


真弓さん、ありがとうございました。初めて尽くしのVT滞在、日々の生活から、言葉に表し尽くせないたくさんの刺激を受けている様子が伝わってきました。これからも、ますます充実した日々を過ごして、彩りあふれる人生をかたち作っていってくださいね。
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テーマ:ワーキングホリデー - ジャンル:海外情報

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