FC2ブログ

OVT 日仏ワーキングホリデー事務局OVT 日仏ワーキングホリデー事務局

このサイトは、VT(フランスのワーキングホリデー)メーカー及びこの制度に興味を持っている方へ、いち早く現地からの情報を発信するために作られました。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

インタビュー:パリの旅行会社で空港送迎

磯 由香さん

「共同生活で一番大切なことは相手を思いやること」

2001年8月号・・・磯 由香さん


Q.フランスではどちらに滞在されていますか?
A.パリです。その他の都市は旅行で充分だと思っていたので、住もうとは全く考えていませんでした。渡仏後1ヶ月は郊外の貸し部屋。オブニーのアノンスで見つけました。それ以降は、北駅近くのアパート(3部屋)に日本人と共同生活をしています。こっちで友達になった子が丁度同居人を探していて、家賃・立地・環境などが気に入ったので即入居しました。

Q.共同生活の利点や欠点などについて教えてください。
A.共同生活の良い点はなんと言っても家賃、光熱費など安くあがる点。共同で使用する物や、光熱費、家賃、全て均等に割り勘にして払っていたので、かなり節約できたと思います。日本人同士だと生活習慣も同じ、もし仮に問題が起こってもすぐに話し合って解決できる、それは精神的にも楽でしたし、心強かったです。反対に、日本人同士で暮らしていたので、フランスにいながらも生活は「日本」。会話も当然日本語。生活そのものからフランスに触れたい、と考えている人にはお勧めできません。私、友人(女性)、その友人(男性)と3人暮らしでしたが、生活に関する問題は全くありませんでした。たまたまいい同居人に恵まれたというのもありますが。生まれてはじめて「他人と生活」した訳ですが、一番大切なことは「相手を思いやること」だと思います。何事にも言えると思いますが、共同生活をするのであれば特に意識する必要があるのではないでしょうか。例えば夜中に大きな物音を立てないなど、細かいことですが、気配りが必要だと思います。相手を尊重する、自分の意見を持つ、これも大切ですね。

Q.フランスへ来ようと思ったのはなぜですか?
A.大学4年の後期から思い立ってアテネフランスに通学。フランス語は第二外国語で選択していましたが、学生時代に学んだことは、ほぼ記憶ゼロ。なので初級から勉強し直しました。卒業後も通学を続け、97年夏にはアテネフランセの主催するフランスでの語学研修(1ヶ月)に参加。その時に「いつか絶対にまた留学したい」と決意を固めたのです。渡仏準備のため、OLをしつつアテネフランセにも通うという生活をしていたところ、「フランスもワーキングホリデーの対象国になる」という噂を耳にし、それならVTビザで渡仏しようと、あらゆる手段を使って情報入手に努めました。もしビザの申請が受理されなくても、学生ビザで渡仏する予定でしたが、幸運にも申請が認可されました。留学を考えていた時期とVTの開始が重なり、たまたまビザがとれた、ということですね。フランスを選んだ理由は「ワーキングホリデー対象国の中からフランスを選んだ」わけではなく、「長期で渡仏しようと思っていたら、選択肢の一つにたまたまVTがあった」といったところでしょうか。

Q.フランス語を始めたきっかけは?
A.「ベルサイユのばら」です。高校時代にテレビで「ベルばら」の再放送を見てはまってしまい、マンガも何度も読み、宝塚で上演している芝居も見に行きました。ベルばらによって趣味まで変わってしまいました。それまではお芝居等に全く興味がありませんでしたし。そんな中、大学受験を迎え、専門は以前から学びたかった日本文学か日本史にしようと考えていましたが、第二外国語は絶対にフランス語にしようと決めていました。なぜなら、ベルばらの舞台になったフランスという国をいつか訪れたい、フランス文化に生で触れてみたいという夢があり、ただ旅行するだけでなく、その国を深く理解するためには語学は必須だと考えたからです。実際のところは、学生時代には真面目に勉強しませんでしたが。もしベルばらを好きになっていなかったら、他の言語を選択していたかもしれません。フランスという国の文化にも興味を持たなかったでしょう。そういった意味で、ベルばらが私のフランスへの興味の原点になっていると思います

Q.渡仏後はフランス語を勉強しましたか?
A.やはりきちんと語学を学びたかったので、ソルボンヌの文明講座に通いました。文法中心で、授業中に会話する機会はあまりありませんでしたが、正しいフランス語の文法を学べたのは本当に勉強になりました。先生にも恵まれました。そのかわり、きちんと勉強しないと授業についていけなかったので大変でしたが。上級クラスに進みましたが、終了試験は惨憺たる結果でした。

Q.フランスで働くことは難しいと思いますか?
A.2月ごろ、本格的に仕事探しを始め、今は旅行会社で現地係員(観光客の空港からホテルの送迎等)をしています。友人の紹介で見つけました。それを見つける前は、あくまでも「フランスの会社」で働くことにこだわって探していました。店頭での求人告知、雑誌など見て、気になるものにはCVを送ったりしましたが、全滅でした。フランスで働く事は難しいとは思いません。特にパリでは日本人社会が出来上がっているので、よっぽど選り好みしなければ、日本人社会の中で何らかの仕事はあると思います。それよりも「フランスでフランス人社会の中で働く」、これは本当に難しいと思います。

Q.休暇はどのように過ごしていますか?
A.休暇はダラダラ過ごしてます。散歩したり、友人と会ったり。それ以外はお酒ですね。折角フランスにいるんだからワインに詳しくなろう、といろいろ試していますが、基本的にビール派なので、最近はビールの飲み比べ。本当に安いので助かってます。ビールは白(日本で言う普通のビール)を良く飲みます。銘柄として美味しいと思うのは「1664」と「Leffe(レッフ)」。苦味のある「ドライ」が好きです。でもこの2点は少々高いので、普段は「Kronenbourg(クロネンブール)」。フランス人はワインしか飲まないイメージがあったんですが、カフェなどで昼間からビールを飲んでいる人々をよく見かけます。グラス一杯の値段は他のジュース類とほぼ同じなので、暑い日に外出して、ノドが乾くとつい一杯。これがまた最高に幸せな気分になるんです!スーパーなどで激安のオリジナルビールなども売っていますが、味はイマイチ。甘めで、何故かアルコール度数が高いのです。「安いのばっかり飲んでるとアルコール依存症になるよ」と知り合いに脅されて以来、飲んでいません。フランス各地の地ビールで美味しかったのは、コルシカ島のビール。フルーティーで呑みやすかった記憶があります。

Q.渡仏前と現在ではフランスやフランス人のイメージは変わりましたか?
A.変わりません。というか、イメージのようなものは持っていなかったので。強いて言えば、フランス人には「どんなに流行っていても自分が気に入らなければそれを認めない」みたいな気質があるのでは?と思っていましたが、意外に流行り物が好きだったり、フランスでも何かが流行するということ自体が意外な感じでした。人にもよるのかもしれませんが。

Q.現在までの活動を振り返っての感想をお願いします。
A.もうすぐ帰国する今、つくづく思うのは「本当に早い1年だったな」ということです。日本では単調なOL生活を送っていたので、フランスでの1年はあっという間に時間が過ぎる楽しい日々でした。自分のためだけに自分の好きなように生活できる、時間を使える、ということの素晴らしさを改めて思い知らされました。目標だった「語学の上達」もそれなりに達成できたし(まだまだ上を見ればきりがないですが)、仕事も見つけ生活できている。自分では「Vacances-Travail」、まさにその言葉通りに過ごせたような気がします。遣り残したことはあるのかもしれませんが、あまり考えないようにしてます。もしまた滞在できたら、その時に実行するつもりです。

Q.最後に、VT制度についてどう思いますか?
A.目的は人それぞれだし、どう過ごすかもその人次第。ただ、個人的に思うのは語学はやはり必要だということ。全くフランス語の知識がなくて渡仏を考えている人がいるとしたら、今すぐにでも勉強を始めるべきです。「暮らしていればどうにかなる」というのは大間違い。1年くらいではどうにもなりません。


磯さん、ありがとうございました。
ビザの期限も迫ってきていることと思いますが、
残りの滞在を十分満喫し、満足して帰国されることを祈っております。
スポンサーサイト

テーマ:ワーキングホリデー - ジャンル:海外情報

コメント

コメントの投稿


トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://ovt.blog49.fc2.com/tb.php/10-ac205d77
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

FC2Ad

台湾ワーホリ・留学サポート

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。