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インタビュー:パリの免税店でワインの販売促進

えとう

「フランスには日本にない無駄がある」

2000年12月号・・・江藤 俊之さん


Q.フランスへ来るのは今回が初めてとのことですが、なぜ今回フランスへ来ようと思ったのですか?
A.実はどこでも良かったんです。今までと違うことを体験したかったというか、誰も自分のことを知らない、つまり誰も知り合いのいないところでゼロから自分を試してみたかった、というのが一番ですね。日本では飲食業に携わっていまして、将来は自分でプロデュースしたカフェ・バーなどを出すつもりなのですが、その前に少し寄り道をして、食文化の違いなどといったものを吸収し、今後の計画に役立てていくつもりです。


Q.文化の違いという話が出ましたが、例えば、フランスと日本のカフェ(喫茶店)の違いは何だと思いますか?
A.渡仏する前に東京の表参道周辺のフランス風カフェなども少し見てきたんですが、ものすごく計算し尽くされた店のつくりだと思いました。だからお客側も、“今日は○○に行こう”と気取って“カフェ”に行くんだと思います。それに比べパリのカフェは、ポスターひとつ張るにも計算しないで適当なんですよね。そこにフランス人がふらっと散歩のついでなんかに入ってくる。そうするとそれぞれの日常生活が入り混じって独特の雰囲気ができる。格好悪そうで格好いい。

Q.他の国へは行ったことがありますか?
A.韓国へ1泊2日で29800円(笑)。ほかには、日本で勤めていた企画会社の仕事で、香港に1年間ベルギーワッフルを売りに行っていました。1年間で店を5軒出すほどのすごいブームになったんですよ。香港人の仕事のやり方を理解するのが大変で、心身ともにかなりハードな1年でした。

Q.では、フランスへ来てみての印象はどうでしたか?
A.特にパリの印象としては、時代に逆らって無理やり歴史を保存しようとしているところがアンバランスであり、そのおかげで日本にない無駄があっていいと思います。日本は便利さばかりを追求してしまうので、例えばパリのように“6階エレベーターなし”などというアパートはまず借り手がないでしょう。僕が今住んでるのは4階エレベーター付きですが、窓の手すりにすごい装飾がついていたり。生活の彩りを忘れない国だなぁと思います。映画館に行ったらフランス人が映画の内容に対して泣いたり拍手したりしてるんですよ。バカンスをとってもそうだけれど、人生の楽しみ方を知っているなと思います。こちらでの生活は心地良いですが、やはり1年後には日本に帰るつもりでいますし、基盤は日本なので何でも日本人の視点から見てしまいます。

Q.フランス人の話が出ましたが、フランス人の友人はいますか?
A.今の生活ではほとんど接点がありません。仕事の環境も日本人が8割ほどなのであまりいませんね。言葉ができないから、とも言えますが、今のところフランスへきた本来の目的としては、フランス人の友人はあまり必要ありません。できれば 欲しいですけど。

Q.フランス語は勉強してきましたか?やはり不安材料になっていますか?
A.日本では、フランス語の先生をしている知り合いに3ヶ月教わりました。言葉なんて何とでもなると思っているので勉強するつもりはなかったのですが、その先生にはいろいろなアドバイスをもらい、役に立っています。先生に“最初は最低2週間は語学学校に行きなさい”と紹介してもらった学校にホームステイをしながらイヤイヤ行きましたが、気の合う友達に出会い、結局は行って良かったと思っています。言葉は不安材料になりません。言葉ができなくても仕事も見つかりましたし。

Q.仕事はどのように探しましたか?
A.カフェかバーで何か今後に役立つことを学びたかったので、必要なフランス語だけ頭に叩き込んで、履歴書を持ってパリのカフェなど50件ほどを回りました。まず門前払いされますし、責任者に会えてもその後の連絡はなし。“アジア人と黒人はお断り”という店もあり、結局成果なかったので止めました。今やっているワインの販売促進の仕事は、OVNIの求人広告で見つけました。ワインを日本に輸出する日系の会社です。日本の仕事を通して名前は知っていたので、ぜひそこで働いて学んでやろうという意気込みで、ばっちり準備していったら受かりました。免税店で、日本人観光客を相手にワインのプロモーションをしています。

Q.江藤さんのようにたくましい仕事の探し方をできる日本人はなかなかいないと思いますが、これから仕事探しをする人に何かアドバイスはありますか?
A.言葉ができなくても、何か特定のスキルやキャリアがあれば十分に仕事は見つかると思いますよ。分野によってはもちろん語学は必要ですよね。ホテルで働きたいならフランス語・英語は話せたほうがいいと思うし。日本を出る前に、自分のやりたいことがどうすればフランスでできるのか、しっかりリサーチしておいたほうがいいと思います。そうすればフランス語が必要かどうかわかるでしょう。僕の考えでは、日本で3ヶ月以上学んでも、こちらで役に立つとはあまり思いません。

江藤さん、ありがとうございました。
今後はVTビザについてもインタビューを進めていきたいと思います。
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テーマ:パリ、フランス - ジャンル:海外情報

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